Snapchat イスラエルの拡張現実スタートアップを約4000万ドルで買収か

FacebookやInstagramに猛烈な勢いで迫るSnapchat。米国のティーンに絶大な人気を誇る動画や写真を共有できるアプリで、一番の特徴としては、設定した時間内に共有した画像やテキストなどが自動的に消滅されるという点です。同アプリを運営するSnapが、3000万ドルから4000万ドルの価値があるといわれるイスラエルの拡張現実(AR)スタートアップ企業Cimagine Mediaを買収したと報じられました。

Calcalist Newsによると、この買収によりSnapは中東に開発センターを置き、ゆくゆくは、Cimagine Mediaに勤務している20名以上を採用する予定であるとされています。

4年前に設立されたCimagineは、コンピュータビジョン、リアルタイムの画像処理、モバイル開発、国際的なマーケティングなどに特化しています。Snapにとっては非常に魅力的で強化したい分野であり、そのうえ、同アプリはAR技術にも大きく依存していることも買収理由の一つと考えられます。しかし、Cimagineは、コマースへの注力という点を交渉の場に持ち出しました。上場を目指すSnapは、おそらく来年、Snapchatを介してショッピング強化をはかることにより、新たな収益化の道を切り開くかもしれません。

Cimagineはすでに、Shop Direct、John LewisやCoca-Colaなどと提携しており、同社は、リテール業界がAR技術の無限の可能性に触れて活用するように働きかけていくを目的としています。Snapもまた、最終的に大手のリテール業界やデパートと提携して、サイトに費やす時間や取り組みを加速させていきたいと考えているのかもしれません。

SnapがIPOを目指しているのであれば、Snapchatの機能を急速に取り込んでいるFacebookに一歩リードする必要があります。投資家は真のマーケットリーダーを求めているので、カメラ技術、特にAR技術に特化した企業を買収することで優位に立つ日もそう遠くはないでしょう。

なお、Cimagine買収についてはCalcalist Newsに報じられましたが、現時点では公式に発表されていません。

 

【記事引用元】

VentureBeat:Ken Yeung “Snap reportedly acquired augmented reality startup Cimagine Media for up to $40 million”
http://venturebeat.com/2016/12/24/snap-reportedly-acquired-augmented-reality-startup-cimagine-media-for-up-to-40-million/

The Bridge:Ken Yeung “Snapchat、イスラエルの拡張現実スタートアップCimagine Mediaを買収【報道】”
http://thebridge.jp/2016/12/snap-reportedly-acquired-augmented-reality-startup-cimagine-media-for-up-to-40-million

 

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