ソフトバンク、英ARMを3.3兆円で買収

ソフトバンクグループ株式会社と英国のARM Holdings plcは、現地時間2016年7月18日付でソフトバンクがARM Holdingsの発行済株式及び発行予定株式全部を現金で買い付ける取引に合意、ソフトバンクは総額240億ポンド(約3.3兆円)の対価をとしてARM株式1,412百万株を取得することを発表しています。買収は9月30日までの完了を見込んでいます。

ARM Holdingsは英国の半導体企業で、英国のコンピュータメーカーAcorn Computers、米国の半導体メーカーVLSI Technology、そしてAppleにより1990年に設立され、1990年代初頭から低消費電力のRISCプロセッサARMアーキテクチャの設計を行なっており、iPhoneもARMベースで始まり、Androidスマートフォンも多くはARMベースとなっています。ARM Holdingsは現在、全世界の約300社に850以上のプロセッサライセンスを販売。すべてのARMベースのチップについてロイヤリティを徴収しています。

ソフトバンクは6月21日にSupercellを7100億円で売却、6月1日にはAlibaba株の一部売却で8700億円を調達しており、その使途が取りざたされていたところでした。
今回の買収の背景と理由としてソフトバンクはこう述べています。
・知的所有権に係るライセンスの供与及び半導体企業の研究開発受託におけるARMあのグローバルリーダーたる地位をサポートし、さらに強固なものにできること
・ARMのイノベーションへの傾注を維持できること
・ARMが次なるイノベーションの波を起こすための投資を拡大することができること

また、孫社長は、向こう5年間で英国におけるARMの従業員数を、少なくとも倍増させ、ソフトバンクグループ内において独立した企業として、現在と同じく英国ケンブリッジを本拠地とすると述べています。

【ソフトバンクリリース】
当社によるARM買収の提案に関するお知らせ(PDF形式)
ARM買収に係るブリッジローン契約の締結に関するお知らせ(PDF形式)
http://www.softbank.jp/corp/d/sbg_press/list/
(会見の動画もあります)

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